翻訳マシーン

Jasimineさんのブログを見た。
息が詰まりそうな翻訳の日々のことが書かれていた。

私も事情はほとんど同じ。

例のあの面倒くさい台湾の化粧品関係の文書もようやく終わりそうになり、ホッとしていると、新規の翻訳会社から電話が入る。
料金を提示しても折り合わないことがここのところ多いのだが、こちらから言った料金が通ってしまった。
もう取引先は増やさなくてもよいのに、増えていく。

なんだか、もう開き直ってどこまでも「翻訳マシーン」になりきってやるぞという感じ。

ということで来週末までSOLD OUT。
それに町内会の集金も。
もの思う秋なのに、いろいろなことを思いかけて、みんな時間に流してしまう。
たいていのことは考えなければ考えないで済んでしまうのだ。
ごちゃごちゃとした悩みの数と、忙しさは反比例するみたいだ。
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# by ymznjp | 2005-10-06 19:55

それにもう一つ

このところ、「翻訳者になりたい」というようなメールを続けて受け取った。
以前からこういうのは、ときどき来る。男性からも女性からも。

私の子どもがそう言ったら「最初から翻訳者を目指すのはやめなさい」と言うだろう。彼と彼女は私の日常を見ているから、そんなこと言わないだろうけど。

やはり最初は企業などに入ってゼネラリストを目指したほうがいいと思う。
そうすればかえって最初から語学力を生かすことを考えるよりも、語学を使う仕事に就けるチャンスもあるかもしれない。
特に男性はそういう道が女性に比べたら大きく開かれているだろう。

それをやって、挫折してからでも、いいと思うよ。翻訳者みたいなゴガクヤをやるのは。

だってさ、40代、50代とかになったら、会社で仕事をまかされていて社会的な地位もある人とは大きな差ができるだろうし、あまりにももったいない。

この仕事に女性が多いのは、こんなことをやるしかないからだよ。

そう思う私は俗物なのだろうか。
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# by ymznjp | 2005-10-05 14:10

わかってほしいこと

車に2人の子どもを乗せて、塾の送り迎えをする毎日である。
以下、車上での会話。

「中学に受かったら、ハワイにも、オーストラリアにもいけるんだよね」とこどもその2。
「そうだよ。でも、それだけじゃなくて、ちゃんと勉強して、将来何になりたいか6年間かけてよく考えてください」と私。
「将来何になりたいかってたとえばどんなこと?」
「何をしたら、自分でご飯を食べられるか考えること。
したいことよりも、何をしたらちゃんと生活できるお金を稼げるか。
ちゃんと自分で生活できれば、したいこともできるからね。」

「じゃ、絵を描いたりするのを大学で習っちゃダメ?ピアノとかは?」
「どっちもダメ。ずっとやってもいいけど、大学ではもっとちゃんと食べられる仕事につながることをしなさいね。ママもパパもいつまでもいないからね」

「ママは自分の考えを押し付けてる。何やったっていいじゃん」

よくないってば。生きるかぎり、人に頼らずに生きていけるようになりなさい。
そうでなければ、ママは安心して死ねないよ。
そのために勉強するってのは当たり前のことで、別に「ママの考えを押し付けて」いるわけではない。


もっと、大きくなったら、またこの話をしなくちゃ。
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# by ymznjp | 2005-10-05 13:56

お願い

どうしたわけか、このところ、個人の方からさまざまなご相談のメールをいただくことが多い。

毎日パソコンにしがみついて仕事をしている私にとっては、気晴らしにもなるから、別に迷惑でもなんでもない。
お答えできることなら、教えてあげましょう。
だけど、特別な事情がなければ、メールではなくて、このブログかBBSに書き込んでください。
最近、おかしなクズメールも頻繁に来ていて、心当たりのない個人名つきのメールを開くのは、ちょっとしたストレスになるのです。
それに、こういう場のほうが、私にわからないことでも、誰かが教えてくれるかもしれないし。

ただし、調べものや訳文の添削などのお手伝いはしません。
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# by ymznjp | 2005-10-04 17:05

そんなものなのかなあ

今日もがんばって仕事をして、やっとなんとかなりそうになってきた。
とはいっても、まだ先は長い。
疲れもあって、すぐに、あちこちのサイトを覗いてしまう。

あるところに「もしあと1日しか生きられないなら、何を食べますか」というアンケートがあった。

みんな「母の手料理」とか「フルコース」とかいろいろ書いている。
なんだか、そんなものなのかねえ、と驚いてしまった。

たぶん、私なら、明日死ぬならもう何も食べない。
食べる必要もないし。その時間があれば、別のことをする。
食べることの優先順位はかなり低いと思う。
それでも、何かを食べるとすれば、なんだろうな。
残り少ない時間でそれを考えるのがいやなのも、たぶん何も食べない理由の一つになると思う。
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# by ymznjp | 2005-10-01 22:08

また、断っちゃった‥

今度の仕事は本当に厄介だ。

それで昨日の朝、担当者に電話をして、原稿の最後の部分にごちゃごちゃ出てくる商品名をいちいち調べなければならないのかと問い合わせて(ごねて)みた。
だって、クライアントは内容がよくわからないで仕事を出しているのだろうけれど、この部分はと~っても手間がかかるわりには、意味がないように思えたから。
担当者がクライアントともう一度相談するということで、また後から連絡をもらうことになった。

その後、例年は10月にならないと来ないのに、採点しなければならない答案がもう届き、
それからさらに、配布しなければならない町内会の広報も届き、さらに10月上旬中に募金と町内会費を集めるようにとの連絡もきて、頭はすっかりパニックに。

その後、別の翻訳会社から土日でやってほしいという、あまり分量のない仕事が来たが、
断ってしまった。(ああ、ここは付き合い続けたい取引先なのに、続けて断ってしまった。かなしい‥)

夕方、今の仕事をもらっている翻訳会社から、最後の部分の商品名は訳さなくてもよいというメールが来て一安心。でも、そうなると、断った仕事を受けておけばよかったと悔やまれてくる。

まー、しかたないや。まじめにやってれば、仕事が取れなくなる日は来ないだろう。

でも、もう疲れた。夜はランナーズハイ状態なのに、午前中はぐったり。
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# by ymznjp | 2005-10-01 11:18

先日、あるブログに「親族の死を目の前にして、悲しまない人がいるのに憤りを感じる」というような文があるのをみて、「そんなふうに思うのは幸せな人なんだなあ」と思ったんです。

この間、私の祖母が亡くなったんですけど、私も兄も妹も母も誰も泣いたりしていなかった。
なんだか正直ほっとしていましたね。「よかったねえ。お母さん。たいへんな姑さんからやっと解放されたねえ。本当に長かったね」と思ったりして。

私の実家は三世代同居の家だったし、父方の親族がほとんど近所に住んでいるという環境で育ったから、私は親族の確執の中で育ってきたようなもの。

そういう確執を知らずに育ってきた人には、きっと「親族の不幸を目の前にしても悲しまない」人のことは理解できないのでしょう。

以前、みのもんたの番組を見ていたら、彼がある家のお嫁さんに「相手は年をとっているんだから、あなたが大人になってゆるしてやりなさい」と言っていたけれど、それはないよな、と思いました。

私の母のように確執に苦しんだ人にさらにその上で寛容になれと言うのなら、それはなんと酷なことでしょう。そういう人には、「許せなくたって当たり前だよね」と言ってあげたい。
その一方でわがままに生きて、「年をとったから許してもらえる」人がいるのって、あんまりムシがよすぎるよね。

それでも、どんなことがあったにせよ、老いてなくなっていく人に優しい気持ちになれないのは、私や母が「冷たい」のでしょうか。
世間の人はそんなに普通は寛容なのでしょうか。そんなことないよね。

(なんだか、伯父の話ではなく、祖母の話になってしまいました。でもまあ、思うことはおなじようなものです。)
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# by ymznjp | 2005-09-30 08:27

新規で入った仕事を、昨日からはじめた。
昨日は10ぺージだけファックスしてもらい、今日宅急便ですべてを受け取った。

当初、コーディネーターは「できあがりは80ページくらい。わかりにくい固有名詞には欧文名称も併記されてるから、私でもわかりそう」と言っていた。
でも、どうみても100ページなんか軽く超える分量だし、欧文名称が併記されていないなんだかわからない固有名詞もどっさりある。
毎日中国語を読んでいる「私でもわかりそうもない」部分が結構あるようだ。

この仕事は化粧品関係なのだが、日本語のものでも、化粧品の宣伝文句とか名称とか、何がなんだかわかんないもんね。中国語だったら推して知るべし。
それに変換ミスがあったりとか、文がねじれて脱線していたりとか。
いったいこれ何なんだよ。

これを10日くらいかけてやる。思ったよりも全然進まない。どうしよう。
でも、今までだって、何だって何とかしてきたのだし。何とかなる。やれば何とかなる。
(と自分に言い聞かせる)

来週の今頃、生きてるかな、私。
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# by ymznjp | 2005-09-29 12:44

結局、仕事に流される…

おとといも昨日も、例の手書きレポートの翻訳。
当初、今月末が納期だったのだが、後から追加が入ったので、「月末納品が無理ならば、連絡してください」と翻訳会社から言われていた。
今回の仕事は読みにくくてなかなか集中できないのだが、分量自体はそう多くないので、
なんとかなるだろうと思っているうちに、別の翻訳会社から引き合いが入る。
先に入っていた仕事の納期を延ばしてもらえばなんとかできるかな、と思ったが、迷いながらも断ってしまった。

それから一日、「あの仕事もやっぱりとればよかったかな…」、「でも、フリーランスは有給休暇も傷病手当もないんだし、無理しちゃいけないもんな…」とか、いつものようにグダグダ考えながらだらだらと仕事をする。

夜、今、レポートの翻訳を受けている会社からまた100枚程度の別件の引き合いがあり、それを結局受けてしまう。

あと1週間くらいは、その仕事をやって、その後にはたぶん試験の採点をすることになるだろう。
やっぱり、仕事に流されてしまう。自分で自分の仕事のペースを守れるようになるのは、まだまだ先のことなのかな。
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# by ymznjp | 2005-09-28 09:19

突然の来客

朝、みんなが出かけていくと電話が鳴る。
出てみると母だった。これから1時間くらいしたら、叔母(母の妹)とうちにやってくると言う。


数週間前から、私の家から電車で駅3つのところに住む伯父が危篤で、たびたびそこへ2人で面倒を見に来ていたのだが、今回は時間的に余裕があるので、私のところへ寄ったのだという。

数時間、うちでお茶を飲んで、世間話をする。

伯父は一人で住んでいる。こどもはなく、伯母は小学校の校長、伯父は中央官庁勤めだったので、かなりハイソな生活をし、所帯じみた私の実家などとはつきあいがほとんどなかった。向こうがつきあいを切ってきたのである。

数年前に伯母が突然なくなってから、私が万が一の場合の連絡先になっていた。
ただ近いからという理由で。
まったくつきあいもなく、向こうだって私の顔もわからないのに、いざとなれば、世話をしなければならないこともあるかもしれないと思うと正直気持ちが暗くなったが、こういうことだけに、断ることもできなかった。

しかし、うちに連絡が入ることもなく、伯父は叔母に連絡をとって入院したらしい。

2人で生活するには十分すぎる収入があったはずだが、それなりにぜいたくな生活をしていたので、財産もないらしい。
「死んだ後のことは知ったことではない」だと本人も言っていたらしいし、もう今となっては後のことを相談しようにもできないような状態だと言う。

結局、伯母がなくなったときと同様に、母と叔母とで駆けずり回って後の始末をするのだろう。
不謹慎かもしれないが、「ちゃっかりした」生き方だなと思う。
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# by ymznjp | 2005-09-27 09:24