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知らない間にふっきれた

相変わらず仕事漬け。なのに、なかなか進まない。
台湾のいろいろな分野の報道文。
時事用語も、言い回しも、ピンと来なくて、本当にバカらしいくらい調べまくって、調べまくって、やっとなんとか訳文にしたてあげている。
自分ではできたつもりでも、カンチガイした箇所もあるかも。
後、一ヶ月くらいかかるのかなあ、と思うとめまいがしそう。

今日は、そういうあわただしい中で、娘の学校の面談にも行ってきた。

この子については、本当に今まで心配ばかりしてきた。
私にとって、
息子はもうただ「かわいい」存在だが、娘のことを思うと、かわいいと言うよりは「痛い」というほうがびったりとくる。

娘は、同世代の女の子たちとなかなかうまく折り合えない。

私自身、子供のころそうだったから、そのどうしようもなさがよくわかる。
私だっていまだにいろいろな問題が解決したわけじゃない。
ただ、適当に流せるようになっただけ。
面倒くさい思いをして、本当にそんな付き合いをしなければならないか、と冷静に考えると、
本当に必要なつきあいなんてそんなにない、と開き直っただけ。
でも、それには長い長い時間がかかる。

私だって、そういうふうにしてきたのだから、同じように生きていけばいいじゃないか。
それはそれで、いいものだよ。
それに、私が何かをしてやりたいと思っても、娘の弱さにどんなにやきもきしても、自分で解決するしかない問題なのだから。それを私も、娘もよく心得ておかなければね。

なんとなく腹が据わった気がする。私にできることはほとんどないと。

そんな思いを先生に伝えるのも、たいへんだし、場違いな気がするので、
笑顔で「何も心配していません。いろいろなことは、この子は自分で解決できるでしょう。
いろいろな面で恵まれた子ですから」とだけ言って帰ってくる。

娘が先に行くのを、私はこの家の中でじっと見守る。
でも、わかっているからね。誰も周りにいなくなっても、大丈夫。私は母だけど、友達にもなる。そして、裏切らないし、見捨てることもないからね。
by ymznjp | 2006-07-27 00:22