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大きい「お子さま」

中学や高校では、学校側は在学生のことを「生徒」と呼ぶことが多い。

でも、予備校では「お子さま」と呼ぶようだ。

先日、予備校の父母会を欠席した時、予備校に電話をかけた。
「今日は体調が悪いので欠席したいのですが、資料は後日いただけますか」と尋ねると、
「はい、後日、お子さまにお渡しします」とのこと。

昨日、息子が持ち帰った予備校のアンケートにも、「お子さまは予備校の様子をよく家で話しますか」などと、何度も「お子さま」という言葉が使われていた。

「お子さま」といわれてもねえ。
うちのこの髭面の大きな息子が「お子さま」ですか…?

たぶん、学校と違い、予備校にとって、在学生やその親はお客様なので、上から目線で「生徒」などとはいえないのだろうが、この「お子さま」をみるたびに、あまりにも息子には不似合いで笑ってしまうのだ。

23日の祝日に、息子の通う予備校主催の模擬試験があった。
うちのぼんやり息子はまた受験票が見つからないと言って探し回っていた。
「予備校が主催する模擬試験だから、なくしましたと言えば、まさか受けられないことはないんじゃない?なにしろ、あんたたちは『お子さま』って、『さま』がつくご身分なんだから」というと息子も「お子さまはないよなあ」と苦笑していた。

結局、受験票を持たないででかけて行って、そのまま無事試験が受けられたようだが、
それにしても、今からこの調子では、来年も本番が思いやられる。
やっぱりこの子はまだ「お子さま」なのかな。
by ymznjp | 2010-11-25 13:07