人気ブログランキング | 話題のタグを見る

クリスマスご苦労さん

うちだって一応チキンとケーキを食べ、子供たちそれぞれに図書券を進呈したのだ。
今年もお手軽クリスマスが終わった。
隣の奥様は、末のお嬢様から「ドラえもんがほしい。おもちゃじゃなくて本物の。サンタさんにお願いして」と言われたそうだ。
無事、ドラえもんは調達できたのだろうか。

ところでずっと前の日記(下に貼りつけました」で書いたとおり、うちの子たちはハナからサンタさんは信じていない。何か信念があったからではなく、親の怠慢から。
うちの子供たちが幼いころには、「陸の孤島」に住んでいて、ネットショップも発達していなかったし、
さらに赤ん坊も抱えていたので、子供に隠れてプレゼントを買いに行くことができなかったから、しかたがなかったのだ。
子供なんて、「親の都合」の中で育てていくしかないのだし、それで悪いことは何もないと思う。


2004/12/28 (火) サンタクロースがこない家

今日の昼は、近くのファミレスで子供たちとランチする。

「お友達はみんなね、サンタクロースがいると思ってるんだよ。変だよね。一晩のうちにいっぺんにあちこちの子供にプレゼントを配れる人なんているわけない」とこどもその2が言う。

我が家では、毎年、クリスマスプレゼントは子供と一緒に買いに行ったり、東急ハンズやトイザラスのネットショップに注文したりしている。サンタではなく、親がプレゼントをするというのは、我が家のこどもたちにとって、自明のことなのだ。

こどもその1が1歳か、2歳の時、私も人並みにこっそりとおもちゃを買い、「いい子にしてたら、サンタさんがおもちゃをくれる」とこどもに言ったりしていた。当日の朝、こどもが「サンタさんがくれたんだよ」と言いながら枕元に置いてあったおもちゃを夫に見せると、夫は「自分が稼いだ金で買ったのに、サンタがあげたことになってしまったら、つまらない」と言い出した。また、オカシナことを言っている、と思いもしたが、生来なまけものの私は、毎年芝居を打つのも面倒だと思い、それ以来、親がプレゼントを買うということを子供に隠さずにきた。

以前、あるアニメにサンタクロースがいないことを示唆する内容があり、それを見て激怒した親たちからの「子供たちの夢をこわすのか。」という苦情がテレビ局に殺到したそうだ。
見ず知らずのよそのおじさんが、トナカイが引くそりで空を飛んで、プレゼントを配る、というのが、そんなにかけがえのないファンタジーなんだろうか。夢なんて、それ以外にもたっぷりあるのに。

by ymznjp | 2009-12-26 08:51