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もはや手遅れ?

仕事の間があいたので、「子どもの脳によくないこと」(小西行郎著)という本を読んだ。
著者は「赤ちゃん学研究センター長」だそうだ。

うちの子供たちはすでにずいぶん大きくなってしまったから、いまさらこの本を読んでも、もはや「手遅れ」なのだろうなと思いながら、手に取った。

「母乳育児にこだわらなくていい」、「むやみに褒める育児や叱らない育児はしなくていい」、「三歳まで必ずしも『母親』が育てなくてもいい、むしろテレビばかり見せるなら保育園のほうがよい」、「食育はほどほどに」、「早期教育は不必要」…。

普通の生活の中で、子供の心によりそって、無理せず育てていけばよいということのようだ。
つまり、何事も『中庸』がたいせつだということだね。

うちの場合、息子のほうは、マイペースでぼんやりしていて、「笛吹けど踊らず」。
娘のほうは、何かやらせようとすれば、泣いたり、暴れたりで、「笛吹けば、かみつく」。
早期教育どころではなく、もうなるようにするしかしかたがなかった。



思えば、大学時代、生物学科のさる高名な教授が、
「早期教育なんてしてもしなくても、一緒。あかんぼなんて、桃色の服でも着せて普通に育てればよいんだよ」と言っていた。

子どもたちが幼児だったころは、夫の会社の社宅に住んでいて、周囲には、親の言う通りにあれもこれもこなし、いろいろなことができるようになっていく利発な子どもが多かった。
それをみて、内心、まったく焦りがなかったと言えばうそになるが、
ずぼらな自分にとって都合のよい教授の言葉を思い出しては、「ま、あの先生が言うのだから、そうなのだろう」と開きなおり、
日々ただ流されていくうちに、いつのまにか子どもたちは成長してしまった。

結局、何も「子どもの脳によいこと」はやらなかったのだが、それでよかったのだし、「手遅れ」でもなかったのだ。

ときどき、まことしやかに「育てたように子は育つ」という、ある意味残酷な言葉を口にする人を見る。
だけど、私の実感では、子どもとは、「それぞれ自分が育ちたいように勝手に育っていく」もののようである。
私の二人の子供は、同じように育てても、同じようには育たなかった。
子どもの中から、それぞれの個性が自由に芽吹いて伸びて行った。
そして、私自身の思いを超えて、伸びていくものだったからこそ、眩しくいとおしく神聖な命に見えた。

どんなふうに育とうと、見守ることしかできないと謙虚に思うしかないのだし、それも子どもを尊重することでもあるのだろう。
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by ymznjp | 2011-05-31 22:38

いきなり老眼

なんだか最近、細かい字がめっきりと見えにくくなった。
同窓会などで、他の人が「最近、老眼になってきた」というのを他人ごとのように聞いていたのが、数年前のこと。
それからレ―シックの手術を受けてから、やや老眼っぽくなっていたが、
それでも辞書の文字も朝と夕方以外は見えていた。
でも、最近、無理をして見ようと思っても、見えないことが多く、
外に行く時にもメガネをバッグに潜ませていくようになった。

でも、見間違いも案外たのしいものだ。

「土浦」が「上海」に見え、「富士通」が「武士道」に見え、「設問」が「股間」に見える。

さて、今日はどんな見間違いをするだろう。何にでも楽しみはあるものだ。
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by ymznjp | 2011-05-26 16:33

あっさりとした人たち

火曜日には近所の人たちとの食事会、水曜日には娘の学校の授業参観・懇談会その他があった。
それなのに、うっかり金曜日納品の仕事を受けてしまった。

火曜日の食事会には行ったが、学校の用事は欠席した。
「ごめんね、行かなくてもいいかな。いつもそれほど大事な話はないし」と娘に言うと、
「別に来なくていいよ」と言われてしまった。
こちらはずいぶんと思い悩んでいたのに、なんとあっさりした対応だこと。

バタバタと仕事をしているとある翻訳会社から打診。
「金曜日まで手いっぱい」と答えたが、「そのあとでもよい」というので、
原稿を送信してもらった。
電話では、100枚程度という話だったが、せっせと文字を数え計算してみると150枚程度にはなる。
どうしようか。やってやれなくはないけど、少しきついかな。
それに試験問題の選定もあるし、芝居のチケットも買ってあるし。
受けるか受けないか、いろいろ悩んで、金曜日納品の仕事をやったあとに、試験の問題文も先倒しして探しておこうと深夜までPCに向かったりした。
いろいろ考えたあげく、「できれば、ちょっと減らしてもらえませんか。そうでなければ、ちょっと納期延ばしてもらえませんか」とメールしてみた。
やってやれない分量ではなかったので、もし「ダメ」と言われたら、やるつもりだったのだが、
今日返事が来て「他の人に出しました」とのこと。
なんとあっさりした対応だこと。
まあ、仕事を貪欲に取ろうとしない私がいけないんだろうけど。

ほっとしたけど、残念だった。
でも、また、仕事の打診ください。お客様は神様ですもんね。
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by ymznjp | 2011-05-25 16:11

気持ちがくさくさする

朝、庭に置き忘れてあった雑巾をもって家に入ろうとしたら、
何かが雑巾の中からでてきて、私の指を伝って走りさっていった。

みると、ちっちゃなゲジゲジみたいな虫だった。
うう、気持ち悪い。

その感触が残って、一日気分が悪い。

早く忘れたい。
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by ymznjp | 2011-05-24 23:00

忙しい

6日に受注した仕事を一週間かけてやっている間に、
娘はカナダに行って帰ってきた。
息子は迷った挙句、ミュージカルのサークルに入ることにしたらしい。

私が家に引きこもって相変わらずの生活をしているうちに、みんな外でいろいろな経験をしているようだ。

娘の話では、カナディアンロッキーは感動的なほど美しく、
とても楽しい修学旅行だったとのこと。
毎日、学校のHPに修学旅行の写真が速報で掲載されるので、私もそれで楽しそうな旅行の様子を見ていた。
「ばっかじゃないの。こんな服買ってきて」と私に文句をつけた服を着て、
娘はVサインをして写っていた。

なんだかな。…、ま、なんだかんだ言っても、気に入ってきてくれたのは、私にとっても、うれしいことだ。

修学旅行に行く前も、準備で忙しかったが、
帰ってきたら、帰ってきたで、一緒に洗濯したり、持ち帰ったものを整理したり、写真を焼き増したりで忙しい。

日曜日は、渋谷の写真館まで息子の入学記念の写真を撮りに行った。
夫と私と息子の3人で。娘は、「H(息子の名)の大学入学なんて、どうでもいいもん」と言って来なかった。
疲れていたのもあるのだろうが、まだまだ自分を中心に世の中が回っていると思っている年頃なのだろう。
面倒くさいので、無理強いはしなかった。
撮影後、夫は友人と会う用事があるというので、渋谷で別れ、私と息子の二人で上野に行って写楽展を見て帰った。

週明けになって、庭を見ると、いつのまにか、草ぼうぼう、庭木は虫だらけになっていた。
庭掃除に明け暮れ、
あわただしい日を送っていたら、今日また受注。


明日からは仕事。その仕事が終わったら、次の仕事。
そのあとは、また、いくらやっても終わりが見えない庭掃除。
何だかよくわからないまま、毎日が過ぎていく。
いつになったらゆっくりできるのだろう。


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by ymznjp | 2011-05-19 19:20

ああ!

先日、ブログに書いたとおり、息子と娘の部屋に置くために、新しくミニコンポを2台買った。
リビングに置いてあったコンポは調子が悪くなっていたので粗大ごみの日に捨て、
息子の部屋に今まで置いてあったコンポをリビングに持ってきた。

リビングのコンポが変わっていることに、昨日、出張から帰ってきた夫が気付いた。
「あ、ここにあったコンポは捨てたの?
中にCDが入ったままになっていないか、ちゃんと見てから捨てた?」

…ああ!!

中にCDが入っているかもなんて、ちっとも考えなかった。

一緒にごみに出しに行った息子に聞いてみたが、
「ないと思うけど」と心もとない返事をするばかり。

この子に限ってそんなに気が回るはずがない。

それから、ずっとコンポで何を最後に聞いたかを考えているのだが、
ぜんぜん思い出せない。

最近、本当に私もボケてきたみたい。
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by ymznjp | 2011-05-10 00:21

GW強制終了

5日に息子の進学のお祝いに計画していた通り、ミュージカル「レ・ミゼラブル」を見にいき、後は何をしてすごそうかなと思っていたら、仕事が入ってしまった。
これでGWは強制終了となった。

娘は明日から修学旅行。息子は新フェス(この言葉、なつかしい)でフランクフルト売り。
みんな忙しい。
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by ymznjp | 2011-05-07 08:20

そうは言っても

前の記事をみると、「いい関係の母と娘」のように見えるかもしれないけれど、
実は冷戦中。

修学旅行に持っていく靴、バッグ、服を用意しなければならないのだけど、
気に入ったものが手に入らないというのでことあるごとに癇癪を起こす娘に私がブチ切れた。

「私の娘」だからかわいいけれど、そうじゃなかったら、こんな面倒くさい奴とは付き合いしたくないかも。

でも、娘は「自分の母」だから、甘ったれて言いたい放題しているのだと思う。

親子って実にめんどうくさい。
大切にしなければならない関係ほど、求めるものが多すぎるからか、
うまくやっていくのが難しい。
人間って悲しいね。

本当にこれも「いつかいい思い出になって」ほしいと思う。
あ~、疲れた。(本当に十代の女の子って疲れる。)
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by ymznjp | 2011-05-04 10:22

いつか宝物に

仕事はあまり忙しくないが、途切れない程度にぼちぼちと来ている。

その合間の先週日曜日、娘のピアノ発表会があった。
娘自身も、ピアノ発表会のほかに、科目別の小テストがあったり、修学旅行の準備があったり、
お友達との約束があったり、宿題があったりで、忙しい。

娘は心が弱いところがあるので、こうしてスケジュールが立て込んでくると、なんとなくツンケンとした態度になり、ちょっとしたことで当たり散らし始める。
でも、甘ったれなので、すぐ向こうからすり寄ってくる。

夫は出張中(8日にいったん帰国して、また11日にまた出発)だし、息子は鉄砲玉なので、その面倒くさい娘の相手を私が一手に引き受けている。

ピアノ発表会での演奏は、部分的にはなかなかうまく弾けていたが、何度かトチッてしまい、本人としては悔いの残るできだったようだ。
演奏を終えて客席に戻ってきてから、グズグズとしばらく泣いていたようだが、
なんとか最後には機嫌を直して笑顔で記念の集合写真に収まった。
先生も「忙しいのに、よくがんばった。失敗したところもあったけれど、タッチも表現もよくなった」と帰りにおっしゃってくださった。

たぶん、これが最後の発表会となるだろう。

これまでの発表会を思い起こしてみると、うまく弾けた時もあったが、失敗して落胆して帰ってきた時のほうが多かった。
参加料を払って、先生への付け届けや衣装も用意して、当日に備える親だって、娘のそういう姿をみるのは、つらいものだ。
だけれど、同じ年齢の子供たちのうち、大半がいつの間にかやめてしまったし、やめていなくても、発表会を欠席する子がほとんどであることを思えば、毎回出席してできる限りのことをしている娘を少しほめてやりたくもある。

子供の成長は楽しくうれしいことばかりではない。
つらい時を一緒に乗り越えた経験も、ひとつひとつ大切に心の中にしまっておきたい。
昨年の受験に失敗した時の息子の姿も、ピアノ発表会でひっそり泣いていた娘も姿も、
見るのはつらいことだったけれど、いつか宝物のような思い出になるだろうから。
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by ymznjp | 2011-05-01 22:37