<   2010年 03月 ( 5 )   > この月の画像一覧

今月は暇かと思えば、忙しくなり、
忙しいかと思えば、暇になり。

先週は暇だったのに、先週の末から立て続けに仕事が入り、忙しく過ごした。

そのほかに、夫の会社で中国語の案件があるのでやってみないかという引き合いがあった。
以前もそういう案件があったのだが、私のほうが手一杯だったので、夫の知り合いの会社に依頼したところ、あまりできがよくなかったらしい。
中国語原文一文字あたりのオファーを出したが、夫は「一文字でそんなにとるなんていい商売だな」と言う。

そうなんだ。やったことがない人は、皆そう思うのだ。
翻訳者という機械に文を流しこんだら、右から左へと訳文がでてくると思っている。

私のオファーは高くないと思うが、二分の一のレートでやる人も、そりゃ世間にはゴマンといるだろうから、価格だけで仕事を出す先を決めるなら、他の人にやってもらえばよいと思ったので、そう夫に言った。

訳文が普通によくできていればあたりまえで、ちょっとでも気に入らなかったら、夫はいろいろ言ってくるだろう。

1件3万円の案件でまた夫とガタガタ口論するなら、最初から仕事を出してもらわないほうがいいかもしれないとさえ思った。
他人同士として、一応の節度を持って接しあうことができるエージェントと仕事をしたほうが、
何でも好き勝手なことを言う身内と仕事をするよりも、ずっと気楽だろう。
それに私の仕事は、夫にも、子供たちにも、口を出させない私の領域なのだから、正直なところ、あまり踏みこんでほしくないのだ。
もうこの仕事来なくていいよ。でも、どうなるか、まだ分からないけど。

(実は、鬼嫁の私は、夫から仕事をもらって3万円を手に入れるよりも、夫にあれこれ生活上のことで難癖をつけて3万円せびりとるほうが、ラクかもしれないとも思ったりもしている。)
[PR]
by ymznjp | 2010-03-29 23:47

3Dはもういいや

夫は例によって出張中、娘は九州に修学旅行、
息子は友人と日光に卒業旅行…ということで、
家にぽつんと一人でいてもしかたないので、レディースデーでもあるし、
映画を見に行った。

特に見たいものもなく、「アバター」を見ることにした。
すぐに目が疲れて、頭痛がしそうになってきたので、
立体メガネをはずしてみた。

それでも、動きが速い映像が多くて、途中で気分が悪くなりそうだったが、最後まで見た。
ストーリーの割には、「ほら、すごいだろ!」と言わんばかりの映像がやたらにあって、
何だかやたらに長い。
終わった時には、感動したというよりは、ほっとした。

隣にいた女性は私よりもずっと年上のようだったが、平気な顔をして最後までメガネをかけてみていた。
他の人は特に不調は感じないのだろうか。

今になってもまだ目の奥にウズウズとした感じがあって気持ちが悪い。
娘が「アリス イン ワンダーランド」を見たいと言っていたので、一緒に行こうかと思っていたが、もう3Dは当分見たくない気分。

皆様は大丈夫でしたか。

(実は先日も他に見たい映画がないからと言うので、消去法で「人間失格」を見たのよ。あれも、別の意味で気持ちが悪い映画だった。
恵まれすぎた環境にいるのに、ヘタレな性格が原因で堕落していく人の話なんか、もう勝手にしてという感じ。そういえば、私はもともと太宰治が嫌いだったんだっけ。)
[PR]
by ymznjp | 2010-03-24 21:00

娘の卒業式

今日は娘の学校の卒業式。
あいにく先週から今週の水曜日まで仕事が立て込んでいたので、
卒業式の2日前になってようやく着ていく服を買いに行くことができた。

上下そろいのスーツではなく、後から着まわしができるように、黒いワンピースとチェックのジャケットを別々に買って合わせることにした。

朝、まだ寝ている息子の朝食の用意と部屋の片づけをしてから、あわてて身支度をして出かけていった。
あわてていたので、花粉症なのにマスクも忘れ、まだ肌寒いのにコートを着るのも忘れ、一日中、
「寒い、寒い」と思いながらすごした。
ひきこもり同然の生活をしている私だが、この冬には不況で値段が手ごろになっていたので、2着もコートを買った。
それなのに、こういう時に着ていかないなんて、いったいいつ着るつもりなんだろう。自分でも呆れてしまった。
娘には、「あんまりお出かけしないから、出かける時にコートを着るという発想すらなくなってたんじゃない。あはは」と笑われた。

卒業式とは言っても、中高一貫校だから、卒業式に特有の感慨も特になく、校長先生の挨拶と送辞・答辞、あれこれの表彰があって、そのあとに卒業式のお決まりの歌を歌って、終わり。
「いまこそわかれめ、いざさらば」だの、「いつしか時はすぎの戸をあけてぞ、今朝はわかれゆく」だのと歌っても、同じ面々で来週から修学旅行に行き、4月から新学期なのだから、なんだか間が抜けている。
昨今のように、中高一貫校が増えてくると、そのうち、それ用の卒業式の歌ができるのかもしれない。

それにしても、驚いたのは、かなり多くの母親たちが美容院でセットしたようなヘアスタイルだったことだ。それに、着物姿の人もちらほら。
駅から歩いて30分ほどの道のりを私はバスに乗って行ったが、タクシーで乗り付けた人もたくさんいたようだ。
ホールの観客席に座って卒業式を見て帰るだけなのに、それだけのお金をかけるとは、みんなお金持ちなのだろうか。
ここの学費を払うことを特に負担とも感じていなかったので、分不相応だとは思っていなかったのだが、うちとは生活感覚の違う人が子供を通わせる学校だったのだろうかと今にして思ってしまったのだが、どうなのだろう。
[PR]
by ymznjp | 2010-03-19 22:28

再出発しよう

結局、息子は4月から浪人することが確定した。

最近の入試は、得点を明記した紙を郵送してくる。
もうちょっとだったのに、タッチの差で落ちていた。

社会でも理科でもセンターで平均点が低い科目を取ってしまったこと。
二次試験で、いろいろなうっかりがあったらしいこと。

試験の前夜に、「二次試験にもセンターの受験票がいるらしいけど、ちゃんと持った?」と私がわざわざ聞いたのに、当日、受験票を忘れていったほどのボンヤリ息子だから、たぶん、試験の解答を作成する時にも、たくさんのミスをやらかしたに違いない。

そのうち、一つでもなかったら、合格していたかも。



先日、ある週刊誌に高校別合格者速報が掲載されていて、それに息子の高校の合格者数も載っていた。
これだけ合格者が出るのだったら、いつもの成績順からして、決して無謀な挑戦ではなかったのに。
せめて4月くらいから受験勉強を開始していれば。

グチグチ、ダラダラ…。
ダラダラ、グチグチ…。

実家の母にも電話して、同じことをグチグチ、ダラダラと話したところ、
それを母が兄に話したらしい。
兄の息子は昨年、うちの息子の志望校に現役で合格したので、
母がいろいろ聞きだして、それをまた私に伝えてくる。
そこでまた最初からグチグチ、ダラダラ。

当の息子はと言えば、ケロッとしたものである。
まさに「カエルのツラになんとやら」。
打ちひしがれているようでもないし、それほど悔しそうな様子も見せない。
あまりにケロッとしている顔を見ていると、なんだか腹がたってくる。

でも、まあ、しかたがない。
そういうところが、私にとって、ラクな息子だったんだから。
ま、気持を切り換えて、次、行きましょう。
[PR]
by ymznjp | 2010-03-18 20:23

黎波先生のこと

春に開催予定の母校中文科の同窓会に出席するかどうかを友人たちに尋ねるメールを出したところ、
友人からの返信で黎波先生がご逝去されたことを知った。

大学時代、二年間にわたり、講読の授業(魯迅と老舎)を受けたが、当時、若い私たちは先生の真価を理解していなかった。
後年、翻訳者のはしくれとなって、改めて先生の「中国文学館―詩経から巴金」(大修館書店)を手に取った時、
その知識の広さと深さに驚嘆し、自分とのはるかな距離に愕然としたのを覚えている。
今にいたるも、中国文学の世界で、先生の訳文ほど精緻で奥の深い訳文に触れたことがない。
それは、先生の自国の文化や言語への思いの深さがそこに現れているからだと思う。
奇しくも、昨夜も就寝前に手にとって、巴金、老舎、趙樹里などについて書かれたページをめくっていたところだった。

生前、先生の評価が不当に低かったため、著書が少ないことが残念でならない。
この記事を見て、一人でも多くの方が先生の著書を入手可能なうちに手にとっていただけたらと思う。
[PR]
by ymznjp | 2010-03-06 21:25