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やっと、手持ちの仕事を全部納品した。

エクセルの原稿だったのだが、変にいじってしまって、
知らないはずに入力したのとは別のセルに文章が移ってしまったり、
何か分からないコマンドが出て、適当に「はい、いいえ」を選んでみたら、
入力した内容が消えてしまったりして、時間を無駄に使い、
一時は頭が混乱してまともな判断力をなくしかけたりした。

特に、今使っているパソコンに入っているエクセル2007で、それ以前のバージョンのエクセルで作ったファイルを開くと、何だかよく分からないエラーがたびたび起きるような気がする。

エクセルについては、ちっともわからないので、あくまでも「気がする」だけで、本当の理由は他にあるのかもしれない。

そんなわけで、試験が終わって早く帰宅した息子に、
すっかり情緒不安定になった私は、エクセルの文句をあれこれ言ってしまった。
「エクセルって使いにくいよね。なんで最近は何でもかんでもエクセルで文書を作るんだろう。
本当に、訳わかんない」云々と延々と文句を並べ立てたのだが、
言えば言うほど、息子の目には「へっぽこな母」に見えてしまったようだ。
そのあと、息子がちょっとエクセルについて教えてくれた。一応、分かったふりをして聞いていたが、実はちっとも分からなかった。
説明しおえて、二階の自室に去っていく息子は、何だか私をあわれむような目をしていたような気がする。

ああ、だめだ。息子はともかく、翻訳会社には「エクセルはよく分からない。なんだか使いにくい」などと言わないようにしよう。息子にへっぽこな母と思われたように、へっぽこ翻訳者だと思われるだけだろうから。

すっかりへこんだ私は、今のうちに勉強しておこうとずっと前に買ったエクセルの解説書を引っ張り出してみた。
でも、それはエクセルXPについて書かれたもので、すっかり面変わりしてしまったエクセル2007を使う私にとっては、とても読みにくく、読めば読むほど混乱してしまうばかりだった。
なんだか、早くもくじけそう…。
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by ymznjp | 2009-06-30 20:45

うそついちゃった

先週、井戸端会議中に、隣家の奥様に××大学の初年度納入金を、間違って50万円も多く教えちゃった。
以前、理系の学費を調べたことがあったので、それを教えてしまったのだ。
隣の子は文系を受けるというのに。

「ええ~、入学時に保険が下りるけど、そんなに払えないわあ」と驚いていた。

あの人は心配症だ。
今から来年の冬の受験シーズンに、新型インフルエンザが流行ってマスクが買えなかったら、うちの子の受験は大丈夫かしらと心配するくらいに。
私は来年のことなんて少しも心配してないのにさ。
悪いことをしてしまった。

明日、ちゃんとした金額を教えてあげなくちゃ。
忘れないようにここに書いておこう。

罪つくりな私…。
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by ymznjp | 2009-06-29 23:40

気のせいかな

何だか、このところまた仕事が途切れずに来ている。
大分、この業界に流れる仕事の量も回復したのだろうか。
それとも、たまたまそうなっただけなのだろうか。

とりあえず月末までは仕事がいっぱいに入った。
まだこれからさんざんな思いをして訳文をしたてなければならないのだけど、
今月の収入の額を考えて、とりあえずほっと胸をなでおろした。
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by ymznjp | 2009-06-25 14:20

5年前、何も考えずに6月に車を買った。

その後、仕事が順調だったので、2年前の6月には特に何も思わずに車検費用と保険料を出した。

そして、今年はこの言わずと知れた大不況。私の収入も昨年に比べ大分減ってしまっている。

そこへ、ディーラーから車検のお知らせ、保険会社から自動車保険更新のお知らせが相次いで送られてきた。
そのあと、追いうちをかけるように、市役所から住民税の納税通知書が…。

ああああ…。

昨年は収入が多かったので、住民税だってかなりの金額になっている。

車検と住民税が重なると大打撃だ。
重なろうと重なるまいといずれにしても払うものは払うのだから、一応予定には入っているのだが、
さすがに実際に金額を目の前にするとゲンナリしてしまう。

こういう不況が来ると予想できていたら、車は6月には買わなかったのに。
と、いまさら思っても遅いのだけど…。
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by ymznjp | 2009-06-19 00:02

レ・ミゼラブル読了

やっとのことで読み終えた。長かった全5巻。

子供のころに抄訳で読んだはずだが、いったいあのころの(たぶん12歳くらい)の私がこの物語の何を理解したのだろうか。
今回も何を理解できたのか、分からない。

ただ、多くの人たちの切ない命のあり方に圧倒されて、涙を流し、大きな感動を抱えて、
最後の文字に辿りついた。

登場人物たちはそれぞれが自分の抱える何かを貫いて生き抜く。
ファンティーヌは母の愛を、アンジョルラスは祖国への愛を、グランテールは友情を、
ジャヴェールは法への忠誠心を、ディナルディエは打算を、そしてエポニーヌは叶わない恋情を…。

それぞれがある意味で悲惨な人生だけれど、それぞれが懸命に自分の魂の色を輝かせて生きて死ぬ。
その姿が切なくて、胸に迫る。

そしてジャンバル・ジャンが貫いたものは何だろう。
ジャン・バルジャンの人生は痛ましい試練に満ちたものだったが、ミリエル司教によって示された神の愛によって生まれ変わり、その愛を体現して生き抜いた。
その魂はきっと若くて総明なマリユスに受け継がれ、周囲を照らすものとなるのだろう。
たぶん、宗教というものの意味があるとすれば、きっとそういうところにあるのだと思う。
そう思うと、単純な現世利益を喧伝したり、脅して従わせたりすることで人の間の信頼を崩していく宗教など、なんと浅薄でくだらないものだろうか。

さあ、次は「赤と黒」、その次は「アンナ・カレーニナ」に行くぞ。
不況も悪くないなあ。
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by ymznjp | 2009-06-15 21:12

月の光さんのブログで戒名について触れているのを見て思ったのだが、
あれだって、考えてみると、こういう悪徳霊感商法とどういうところが決定的に違うのか、よく分からない。

どうして名前一つつけるのに、数十万も必要なのか。
これをつけたからと言って、何がどうなるのか。(なくても別にどうにもならない。世間体以外は。)
納得できる回答はない。

それに、絵馬やお守りだって、本当に霊験があると思う人はそれほどいないだろう。

前者は社会的に広く容認されているだけ、後者はたいした金額でないから問題にならないだけだろう。


普通のお寺でも、安っぽい水子地蔵などがぞろぞろと並んでいる光景などを見ると、人の弱みにつけこむあさましさにおぞましささえ感じる。そういうものを必要としている人もいるのかもしれないが、あからさまに商売にしている様子が見てとれて胸糞悪い。
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by ymznjp | 2009-06-13 09:01

分からない道理

昨日、夕食後、子供たちと夕方の報道番組を見ていた。

ある宗教団体に騙されて計3本120万円の印鑑を買わされたという女性が出てきた。
「不幸が続いているのは先祖の霊が苦しんでいるからだと言われたので、先祖の霊を救いたいと思って、印鑑を買った」。

で、印鑑を買うと、どういう理屈で先祖の霊が救えるのか。
それが知りたかったのだが、その点については、番組はまったくスルーしてしまった。

一緒にテレビを見ていた息子に「で、どうして印鑑を買うと先祖の霊が救えるんだろうねえ」と聞いたが、
「僕もそう思った。どうしてしてだろうねえ」と言っていた。

そういうことを説明されなくても、信じる人は信じてしまうのだろうか。

以前に、「パチンコ必勝法を教えると言われて600万円をだまし取られた」という人がテレビに出ていたことがあったが、どうしてそんな手口で騙されてしまうのか、さっぱり分からなかった。
案外やろうと思えば、人をだますことは簡単なことなのだろうか。(もちろん、やってみようとは思わないけれど)
本当に世の中って分からないわ。
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by ymznjp | 2009-06-12 10:38

ずっと前にオースティンの「高慢と偏見」を買ったが、4分の1も読まないで挫折し、そのまま放ってあった。
小谷野敦が何かの本で「20代の女性向け」として推薦していたので読んでみようと何だか面倒くさい男女のやりとりがずっと続いていく小説のようだったので、うんざりしたのだ。
当方、「20代」ではなく、「40代のトウが立ったおばさん」だったからかもしれない。
娘が「何か読む本ない?」と言うので、上下巻〆て2000円也を出費して買った本をそのまま無駄にするのも癪だと思い、貸してやった。

先日、それを娘が読み終わって返しに来たので、感想を聞いてみた。

「読みやすかったけど、何だかムカついた」。

「どうして?」

「15やそこらのニートみたいな娘が何人もいて、みんな勉強も仕事もしないでブラブラ生活し、
軍人さんなんかにキャアキャア言ってる。それなのに、最後には金持ちと結婚するんだよ、フンッッ!」

娘もこの小説に出てくる「妹たち」と同じくらいの年齢だが、毎日宿題に追われて生活している。
そりゃ、おもしろくないだろう。
でも、しかたがないよ、日本に生まれた庶民の娘はそんなもの。

で、疑問に思ったのだが、この娘も「20代」になったら、この小説に魅力を感じるのだろうか。
私も娘もこの小説になじめなかったのは、私が40代で娘が10代だったからなんだろうか。
それとも、うちの家系は小説の味わいがわからない無粋者の家系なのだろうか。
どうなんだろうね。
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by ymznjp | 2009-06-09 10:10

前に書いた通りの事情で、また翻訳者募集の応募をすることになった。
昨日、ある翻訳会社からトライアルが送られてきたが、こういうものに取り組むのは気が重い。
翻訳作業はいやというほどこれまでしているが、そういう通常の作業に比べて、
やはり見ず知らずの相手に評価されるというのは気が重いものなのだ。

その一方で、今、ある翻訳会社からの依頼で、ある案件の日中訳を担当する翻訳者の選定もしている。
これも気が重い。

他の人のブログなどを見ていると、トライアルの評価者というものが何か意地悪な気持ちで評価をしているように思われているようだが、「お願いだから、誰か合格して!」と祈りながら選定している場合も多いのだと思う。
特に、このように案件がもう決まっていて、そのための翻訳者を選ぶ場合はなおさらである。

今日も何とか選ぶことができて、ほっとした。
お金をもらって選定する以上、「どれもこれもダメでした」というわけにもいかないだろう。

明日ももう数名の評価をして、その後、自分が評価されるための「トライアルの訳稿」を作成する。

どちらもいやなものだ。
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by ymznjp | 2009-06-04 23:28

すばらしすぎる…

このところ、受注量が減りつつあったが、
この10年間、かなり無理をして働いてきたし、
不況が去れば仕事量もまた持ち直すだろうからしばし休もうと思って安穏と構えていた。
しかし、メインで仕事を受けていた取引先のうちの1つが翻訳事業から撤退してしまった。
大手の会社の一部門だったので、不況でもつぶれることはありえないだろうと安心していたのだが、
そういう展開もあったのである。

普通は、そういうことになっても、翻訳会社というものは、翻訳者に対して連絡さえしてくれないことが多いが、
この会社では、「他の翻訳会社にアプローチする際に使ってください」ということで、推薦状を作成してくれた。
こんな心遣いを受けるとは思わず、ありがたくて感動した。

でも、推薦状がりっぱすぎるのである(ああ、文句を付けてはいけない)。
私なりに精一杯誠実に仕事をこなしてきたつもりだったが、こんなによい翻訳者だっただろうか。これを付けて応募して、トライアルのできが悪かったら、どうしよう。小心ものの私はそんな余計なことを思って心が乱れてしまうのである。
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by ymznjp | 2009-06-04 08:20