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うらやましいもの

先日、ここのところ連絡がなかった翻訳会社から、面倒くさい技術文書の翻訳(大量)の引き合いがあった。
納期がきついので、半分だけ受けた。
その仕事がはかどらない。しかも、その仕事が来てから、何件もお得意さまからの引き合いを断ることになった。
こんな仕事受けなければよかったなあ。

仕事にも集中できないのに、気晴らしもできずに、時間ばかりが経っていく。
早くこの仕事を片付けたい。

そんなときに、WHYさんのブログに「食事を作らない人々」のことが書かれているのを見つけた。
自分がそういう生活をするのは躊躇してしまうが、本心ではうらやましい。

そこに書かれているのは、ある意味、貧しい生活感覚なんだろうけれど、
家事にも、仕事にも追いまくられている自分の現状を思うと、そういうふうに割り切れる人たちはやっぱりうらやましい。私の料理なんて、作ったからといって威張れるような代物じゃないのだし。


いつだったか、「通訳・翻訳ジャーナル」かなにかに、
「北欧のある国には、料理が4種類しかなく、家庭ではそれを順繰りに作っている」といううそみたいな話が載っていたが、実にうらやましく思われたものだ。

また、何かの小説に載っていた「貧乏なので、普段のおかずはタクアン程度、たまにしか魚を食べることができない」家庭の話もうらやましい。

貧乏って、気楽じゃないか。何を食べるか考える面倒がなくて。いいなあ。

そう思った私は不謹慎だろうか。

昨日も、夕食に何を食べたらいいか分からなくて、息子に聞いた。
「夕ご飯、何にしようか」

「なんかうまいもの」と息子は答える。

「そのうまいものって何?」

「それが何なのか分からないんだよ。」

それは、私にもわからない。その分からないことを考える毎日に、ほとほと嫌気がさしている。
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by ymznjp | 2007-08-31 09:59

また思い出した怖いもの

先週の末、茨城の自宅に戻ってきたが、雑用と仕事でいろいろと忙しく、なかなかブログを更新する気になれなかった。
実家に帰れば帰ったで、肉親特有の遠慮のないやりとりに疲れ果ててしまったし。
やっぱり単調だとはいえ、一人で仕事をしている日々が狭量な私にとっては一番居心地がいいのかもしれない。

小白さんのコメントに返事を書いているうちに、子供のころ、怖かったものをまたひとつ思い出した。今でも、どうして怖かったのか、うまく説明できないけれど。

幼いころ、「少女フレンド」という漫画雑誌があった。
それにある時、騙絵が載っていた。
「フォーリーブスの○○(古すぎ!)の飼っていた子猫ちゃんがいなくなりました。この部屋の絵の中のどこにいるでしょうか。早く探し出して、○○の元に帰してあげてね」というふうな文が書かれていた。

絵の中の「窓枠」、「カーテン」、「スリッパたて」などの線をつなぐと、上下さかさまになった形で猫の姿が浮かびあがるというもの。

ただそれだけなのだが、それが怖くてしかたがなかった。
いったい、そんなところに猫を見つけたとしたって、どうやって助けだして、○○の元に帰してやればよいのだろうか。
○○に飼われていた普通の猫が、そんな取り戻すことのできない姿に変わってしまったということが怖かったのかもしれない。

今でもその絵を思い出すと、不安感と焦燥感を取り混ぜたようないやな気分も一緒に思い出されてくる。
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by ymznjp | 2007-08-23 22:53

ほどほどの日々

先月末にある翻訳会社に8月中旬の不在の予定を伝えたら、2~3日中にどっさりと仕事をよこしてきた。すべて同じクライアント。ここの仕事はほぼすべて私に発注されているらしい。
たぶん、翻訳会社が私の不在の予定をクライアントに伝えたために、駆け込みで発注になったのだと思う。

今月は、子供のパスポートの更新もする予定だったし(特に海外に行く予定はないけど、いつ必要になるかわからないから)、その他にもいろいろと家の片付けごともしなければならなかったので、恐れをなした私は、先週の半ばに頻繁に仕事をもらっている数社に「8月は20日以降まで受注できません」とのメールを出しておいた。

それから、あたらしい受注もなく、ほどほどに仕事をしながら、子供と一緒に買い物に行ったり、宿題をみてやったり、ビデオを見たり、ビリーズブートキャンプをしたりしている。

本当はこういうのが、人間らしい生活なのだろうな、と思ったりもする。
まあ、普通の母の生活だけれど、私にとっては、貴重な時間である。

先日の日記でふれた「スノーマン」のVIDEOを久々にみて、改めて挿入歌の美しさに心を打たれ、同じ子供が歌っているビデオクリップをYouTubeで見つけて、見てみた(今はもうおっさんのはずだけど)。

あまりにもそれがすばらしくて、昨日から10回くらい見てしまった。
今はもうCDも何も手に入らないのがとっても残念。
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by ymznjp | 2007-08-07 22:56

怖い、怖い、鉄塔が怖い

何気なく訪れたFujimotoさんのブログに鉄塔の写真が載っていた。

ぎゃ、怖い。

私、こういうの、苦手だよ。なのに、見てしまう。
夜の海が怖いのに、飛び込んでしまいたくなる感覚と一緒だね。

ビルや銅像はあまり怖くない。鉄塔は三角形で、その分、空間の広がりを感じさせるから怖いのだと思う。

子供たちが小さいころ、凧あげをしていたら、どんどん空に吸い込まれるように上がっていく凧を見て、娘が「怖いよう」と言って泣き出したことがあった。
私もそれを聞いて急に怖くなった。
あれも同じ感覚。

こういうのは、最高に怖い。
時間の広がりと空間の広がりを同時に感じさせるからだと思う。

怖い、怖い、ホラー映画はへいっちゃらで見るのに、どうしてこんなのが怖い?
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by ymznjp | 2007-08-03 10:13