第9回添削結果
2012年 09月 25日前回分の添削です。もし疑問があれば、書き込んでください。一緒に考えましょう。
りんごさん
馮樹勇氏は、「スタンドでレースを観戦した。ハードルを越える際に力が入ったので、アキレス腱に支障をきたし、力が出なかったのではと思われる。」と述べた。
劉翔選手が片足飛びでゴールまで向かったことについて、馮樹勇氏は次のように語った。「片足飛びでゴールする姿を見た。このようにレースを終えることは、中国選手のゆるぎない意志の現れである。オリンピックで勝利することは大切だが、参加することに意義があるというのがオリンピックの精神である。現地のスクリーンのクーベルタン男爵の言葉を見る度にとても感動する。劉翔選手が困難に遭遇しても再びトラックに戻ったという行為は、正にオリンピック精神を現している。」
劉翔選手の怪我の状態について、馮樹勇氏は現時点の医師による検査にもとづき、「アキレス腱断裂の疑いがあるが、全ては病院で検査した後でなければはっきりしない。」と述べた。
馮樹勇氏は、劉翔選手がレース前に痛み止めを2本打っていたとの記者の質問に反撃し、全くそんなことはなく、どこから出たデマかわからないと述べた。馮樹勇氏は、「四年間、劉翔選手はアキレス腱の傷を治療し続けてきた。一部の報道で言われているような完全に回復したという状況ではなかった。皆さんがご存知のとおり、アキレス腱の傷は選手に一生つきまとうものである。劉翔選手が一般の人ならば問題なく、生活にも影響ないが、劉翔選手はスポーツ選手であるから、練習すれば傷はずっとつきまとう」と説明した。
よくできた訳文ですね。「现场」を特に理由がなければ訳出したほうがよかったですね。
杏仁みさこさん
馮樹勇は、「私はスタンドでレースを観戦した。私は彼がハードル
劉翔が、片足飛びでゴールに向かった行為について、馮樹勇は「私は彼が片足飛びでゴールするのを見た。このようなやり方でレースを
劉翔の怪我の程度について、馮樹勇は医師の現時点の検査に基づき、
馮樹勇は、
馮樹勇は「四年来、劉翔はアキレス腱の怪我の治療を止めることはなかった。
まず、「オリンピックの精神は参加することに意義がある」という部分ですが、こういう場合、「…は、…することである」、「…は、というものである」ときちんと後に受ける言葉(「ことである」のような)があったほうがよいのではないでしょうか。
また、「要…才能~」は、「…して初めて~できる」、「…しなければ、~できない」などのようにきちんとニュアンスを出したほうがよいでしょう。「只要」もニュアンスをもっと出しましょう。
また、「為」、「何処」などは、一般的にはひらがなで書きます。
ラスさん
馮樹勇氏は、スタンドでレースを見ており、彼がハードルを跳ぶときに力を入れたため、アキレス腱にトラブルが起きて使えなくなったと思う、と述べた。
劉翔が片足跳びでゴールに向かった行為について、「片足跳びでゴールまで行くのを見た。このような形でレースを完結させて中国アスリートの強靱な意志の本質を示した。オリンピックで勝つことは重要なことだが、その精神は参加することに重きをなす――クーベルタンのこの言葉を現地の大スクリーンで見るたびにとても感動する。困難を前にしても再度トラック
負傷の程度については、医師の検査によると、現在のところアキレス腱断裂の疑いがあるが、病院での検査の後でないと特定できない、とのことであった。
劉翔がレース前に痛み止めの注射を2本打っていたという記者の意見については、全くありもしないことで、どこから流れてきたデマか分からないと反論した。そして、「この4年間アキレス腱の怪我には治療を続けている。すでに完全に回復したという報道もあるが、そうではない。皆さんがご存じのとおり、アキレス腱の怪我はアスリートには一生つきまとうだろう。彼が一般人であったなら問題はなく生活に支障はないが、アスリートである以上トレーニングをすれば怪我はずっとついて回るだろう」と語った。
「劉翔が片足跳びでゴールに向かった行為について、~~」の箇所に原文では「冯树勇说」という言葉あるのですが、訳文中に訳出されていません。ここは訳出したほうがよいかもしれません。あと、もう一つ「説き明かす」という言葉が使われていますが、何となく不自然に思えます。どうなんでしょう。
haozoさん
馮副主任は「スタンドでレースを観戦した。劉選手がハードルを跳びこえる際に力がかかったことで、アキレス腱にトラブルを起こし力が出せなくなったと思われる」と述べた。
劉選手が片足跳びでゴールに向かった行為について、同副主任は「劉選手が片足跳びでゴールしたのを見た。このような形でレースを
劉選手のけがの状況について、馮副主任は、医師の現時点での診察に基づき「アキレス腱断裂の疑いがあるが、病院での検査を経ないと診断を下せない」とした。
同選手がレース前にブロック注射を2回打ったのではないかという記者の質問に、同副主任は「そのようなことは一切なく、どこから出たデマか分からない」と反論し、「四年間、劉選手はアキレス腱のけがの治療をずっと続けている、一部で報道されたような完治もしていない。ご存じのように、アキレス腱のけがは、スポーツ選手にとって生涯つきまとうものである。劉選手が一般人なら問題はなく、生活にも影響がないが、スポーツ選手であり、トレーニングを
「完成」は、「終わらせる」と訳してもよい場合もありますが、この場合は「やり遂げる」というニュアンスでしょう。
「只要」ももう少しニュアンスがだせるとよいかもしれません。
by ymznjp
| 2012-09-25 13:25