なかなかおもしろいマイゲンゴ

興味がわいたので、マイゲンゴのHPを見てみた。

Standard、Pro、Ultraの三段階に品質が分かれていて、
それぞれ価格が異なるらしい。

真ん中クラスのProの説明を見ると、「どんな些細なエラーも許されません。このレベルの翻訳者は、さらに複雑な文章を、意味だけでなく語調も原文に沿って正確に翻訳文に再現することができます。」と書いてある。

それはすばらしい。
当然、報酬が気になるところである。
報酬はドル建て、原文1文字あたりで計算されるのだが、昨今のレートで考えると、
どう考えてもできあがり400字千円に満たない金額になる(中国語の場合)。
Ultraになると、Proと同程度の翻訳者のチェックが付き、「原文の完璧な複製を保証」するとのこと。

千円以下の翻訳者に千円以下のチェッカーがついて、「完璧な複製」ができるのだろうか。
5の能力の翻訳者が手がけた翻訳に5の能力のチェッカーが手を加えても、10の翻訳にはならない。
5.5くらいがせいぜいだろう。

Ultraの説明には、「この完璧を常に自信を持ってお約束できるように、myGengoスタッフによる翻訳文のクオリティチェックを実施しています。」と書かれている。
「この完璧を常に自信を持ってお約束できる」とは奇妙奇天烈な日本語だが、とにかく自信満々なのである。

それなのに、その一方で、「高い安全性、信頼性、または専門知識を要する文章などには使用」できないとことさらに目立つように書かれてもいる。
法的責任を負わないための文言だろうけれど、
信頼してくれと言っているのか、信頼しないでくれと言っているのか、さっぱり分からない。

まあ、とにかく、「契約書、技術文書」の翻訳などを請け負う従来の翻訳会社とは棲み分けができそうだとも思うが、まったく影響を及ぼさないかと言ったらそうではないと思うのだ。(続く)
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by ymznjp | 2011-09-28 14:47