自分で決めてください

娘の高校では、二年生から文理が分かれて別のクラスになる。
娘は、理系の上のレベルのクラスに入った。
娘の成績は、息子と同様、理系・文系のどちらにも傾いていない成績なのだが、本人が自分の希望の進路から、理系を選んだのだ。

本人は「これからがんばって数学の勉強をすれば、だんだんと理系優位の成績になるはず」というのだが、
二年生初めての定期テストが終わってみると、
数学ばかりにあんなに時間を費やしたのに、思い通りに点数がとれなかったようだ。
理系クラスなので、二日間にわたって数学のテストがあるのだが、
まったく手ごたえがなかったらしく、弁当も手を付けずに持ち帰るほどの意気消沈ぶり。

定期テスト終了日に、あまりにも娘の落胆した様子を見かねた担任の先生(数学担当)が「どうしたのか」と声をかけてくださったらしい。
翌日に、続いて模擬テストがあった。
模擬テストが始まる前に先生が現れて「昨日、答案をみたけれど、思ったよりもよくできているから、安心して模擬テストを受けるように」と励ましの言葉をかけてくださったそうだ。

そこで数学の点数がなんとかなると知った娘は、前日の泣かんばかりの状態から、うってかわってヘラヘラと笑いながら帰ってきた。(実にいい気なものだ。振り回されて損しちゃった)

そして今週、一通りのテストが採点されて返ってきたらしいが、
やはり数学のできは今一つのようだった。

「ねえ、数学、どうしたらいいと思う?
進路も理系で大丈夫かな?」
とひっきりなしに私に付き纏って聞いてくるのだが、
私だって、「どうしたら数学ができるようになるか」なんて分かっていたら、
もっと別の人生を選んでいるわよ。

それでもいろいろ考えてアドバイスをすると、
「もう!いいかげんなこと言わないでよ」と怒る。

そこで、「このままがんばればそのうちどうにかなるんじゃない?
いつまでやって見切りをつけるかは、自分で考えたら?」と言うと、
「まったくいつもママは他人事のようなことを言う!」と口をとがらせる。

いったいどうしろと言うのだろう。
でも、本当に自分で考えてほしいものだ。
だって、進路をめぐる環境も、能力も、私と娘ではまったく違うんだもの。
もう「親の助けが届かないところ」に来たのだ。
自分で選択して、切り開いていかなくちゃ。
冷たいみたいだけれど、それしかないのだ。
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by ymznjp | 2011-06-11 15:28