期待されなければよい
2009年 05月 12日みんな子供の弁当作りが重荷だという。
確かに私にとっても気が重い。
以前は週に6日作っていたが、今は土曜日はお休みして週5回作っている。
内容といえば、「作っている」というのもおこがましいような代物なのだが、
一応「作っている」。
卵焼きとソーセージくらいは一応火を使って焼く。
後は適当に冷凍食品や生でも食べられるものを入れる。
おかずは毎日4品と決めている。
他の人たちは、「子供が文句を言うので、それに合わせるのがたいへん」と言う。
しかし、そう言われて考えてみると、うちの子供たちは文句を言わない。
たぶん、言ったところで特に改善されることもないし、どうにもならないと知っているからだろう。
そこで、「文句を言われても、のらりくらりとかわし、何を言ってもどうしようもないと子供たちに思わせてしまえばいいのよ。私なんて期待されてないからラクなものだわ」と進言してみたが、みんな「そうは言ってもねえ」と私の提案には賛成しかねる様子。
たぶん、よそのおかあさま方は子供の期待に添うように日々努力されているのだろう。
私はそれを「見上げたものだ」とも思うのだが、特に自分もそうなろうとは思いもしないのである。
もうここまでこうしてきてしまったんだもの。
今ごろ改善したら、子供たちが私のこれまでの弁当の至らなさに気づいてしまい、
以前のことまで遡ってうらまれかねない。
寝た子は起こさないのが一番だ。
by ymznjp
| 2009-05-12 23:19